
※2020年9月更新
バナーを作成する際に、
「この媒体のバナーってどのサイズが対応していたかな?」
と悩む方も多くいらっしゃると思います。
ディスプレイ広告では、入稿できるバナーサイズが媒体ごとに細かく設定されているため、覚えておくのは大変です。
今回はそんな方の為に、バナーサイズの一覧を作成致しました。
これさえ見れば、もうバナーサイズに迷うことなし!
目次
バナータイプ一覧
ディスプレイ広告のバナーサイズにはどのようなタイプがあるのでしょうか。
まずは、主なバナータイプをざっくりとみていきましょう。
※以下の画像は実寸サイズではございません。
レクタングルタイプ
「レクタングル」はPC・スマホ共に最もよく使用されているバナータイプです。
300×250、336×280、240×400等のバナーが「レクタングル」タイプに該当します。
スクエアタイプ
「スクエア」はその名の通り正方形のバナータイプです。
200×200、250×250、600×600がよく見られます。
バナータイプ
名前がややこしいですが「バナー」タイプは、コンテンツの上下に配置されることが多い
横長のバナーです。728×90、468×60が一般的な「バナー」タイプのサイズです。
スカイスクレイパータイプ
「スカイスクレイパー」は縦長のバナータイプです。
大きな広告スペースをとるので、ユーザーの注意を引くことができます。
120×600、160×600、300×600が一般的なサイズです。
モバイルタイプ
「モバイル」はスマートフォン向けのバナータイプです。
320×50、320×100、640×100等のサイズが一般的です。
GDN/YDN/i-mobile
GDNについて
GDNは「Googleディスプレイネットワーク」の略で、Googleで出稿できるディスプレイ広告です。Google Adwordsから出稿することができ、Google提携のサイトに広告が表示されます。
レクタングルの「300×250」「336×280」と、スクエアの「250×250」「200×200」はPC・スマホ両方で使用できます。
YDNについて
YDNは「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」の略で、Yahoo!で出稿できるディスプレイ広告です。Yahoo!プロモーション広告から出稿することができ、Yahoo!提携のサイトに広告が表示されます。
YDNは「600×500」「640×100」「640×200」に関して2倍サイズでの入稿が可能となっており、倍のサイズを入稿し縮小して表示させることで高画質なバナーが掲載できます。
i-mobileについて
i-mobileはPCやフィーチャーフォン、スマートフォン上のWebサイトおよびスマートフォンアプリで広告を配信するアドネットワークです。i-mobileから広告を出稿することで、i-mobileのアドネットワークサービスに参加しているWebサイトやスマートフォンアプリに広告を表示されます。
GDN・YDN(レスポンシブ)/Criteo
「レスポンシブ広告」とは、広告枠に合わせてサイズや表示形式、フォーマットが
自動調整される広告のことを指します。
特定サイズの画像やテキストを設定するだけで、あらゆる広告のサイズ枠にすっぽり収まるように、自動でデザインやレイアウトを調整して配信してくれます。
基本的にディスプレイネットワーク上のほぼすべてのサイズの広告スペースに対応しているため、表示機会が飛躍的に増え、クリック率の上昇も見込めます。
LAP(LINE Ad Platform)/Facebook/Instagram/Twitter
LAPとFacebookではバナー内のテキスト量が多いと審査に落ちてしまうことがあります。
SNSには独自の仕様や入稿ルールがあるため注意が必要です。
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優先的に制作すべきバナーサイズは?
ここまでで、バナーサイズにはかなり多くの種類があることがわかりました。
広告の掲載枠はWebサイトによって様々です。すべての広告枠に対応できるように、全サイズのバナーを用意することは理想的ですが、30種類を超えるサイズのバナーをすべて用意することは現実的ではありません。
ではどのサイズのバナーを優先的に作成するべきなのでしょうか?
以下の表は、GDN・YDN共通のバナーサイズの一覧です。
まずは、GDN・YDN共通サイズのバナーを作成すると良いでしょう。
特に「300×250」サイズのバナーは、PC・スマートフォン両方に対応しており汎用性が高いため、優先的に作成することをオススメします。
「300×250」に加え、
・「336×280」
・「728×90」
・「468×60」
も広告配信されやすいサイズです。
どの広告媒体を利用して、どのバナーサイズから準備するべきか、優先順位をつけることが大切です。
入稿時にチェックすべき3つのポイント
1.データ容量が150KBを越えていないか
GDN・YDNでは画像データの容量が150KBまでと決められています。
超えないように注意して制作しましょう。
GDNのレスポンシブ広告ではデータ容量は5MBまで対応しています。
2.ファイル形式が「jpg(.jpeg)」「.png」「.gif」のいずれかになっているか
GDN・YDN共に使用できるファイル形式(拡張子)は、「jpg(.jpeg)」「.png」「.gif」のみです。
3.ディスプレイ広告の中に主体者情報が入っているか
その広告が何の広告なのか、誰から出された広告なのかを明記する必要があります。
広告を出稿する際には、企業名やサービス名、ブランド名といった「主体者情報」が入っているかを必ずチェックしましょう。
「主体者情報」にはロゴを配置することが一般的です。
「主体者情報」が明記されていない場合は広告審査に落ちる可能性があります。
バナーサイズごとに参考バナーデザインが見れるサイト!
ここまで見てきたように、媒体ごとでバナーサイズは様々です。
作成するサイズが決まったは良いものの、そのサイズに合ったレイアウトやデザインに悩むデザイナーの方も多くいらっしゃると思います。
そこでオススメしたいのが、
バナーデザインの参考サイト「バナー広場」です。
この「バナー広場」には現在10,820件のバナーデザインが登録されています。
(※2020年9月1日時点)
バナーサイズごとに絞り込んで検索することができるので
デザインの参考にもってこいのサイトです。
まとめ
ディスプレイ広告のバナーサイズについて理解を深められたでしょうか?
バナーを準備する際には、是非この記事をご活用くださいね。
ディスプレイ広告の基本を押さえて、しっかりと成果の出るバナーを作成しましょう!